286その2(23停止目)
「先生、さよなら〜!」
「はい、さようなら。」
下校時刻。生徒が一人一人、教室を出て行く。
「桃原はまだ帰らないのか?」
「はい、毎日残って勉強して帰るんで。・・・・先生毎日いるから分かりますよね?」
教室には僕と彼女、桃原の二人。
彼女のことを考えて幾度と無く繰り返した手淫とも昨日限りで終わり、本日からは
本物の肉体を堪能できると考えると胸の鼓動が高鳴る。
机に向かっている彼女をじっと眺める。今にもはちきれそうな豊満な胸につい勃起してしまう。
背丈とのギャップがまたたまらない。
「・・・・なにジロジロみてるんですか?」
視線が合ってしまう。短めの髪に大きな眼、そして眼の下の黒子が彼女をひき立てる。
「ああ、ごめん。お前の胸に見惚れてたよ。」
「え・・・・・・・・・」
呆然とした彼女もまた可愛い。さらにセクハラを続ける。
「僕が揉んで、さらに大きくしてあげようか?」
「・・・・・やめてくださいよ。」
恥ずかしそうに顔を赤らめている。こういった言葉に耐性が無いところをみる限り、まだ経験は無いだろう。
よりいっそう鼓動が高鳴る。
「柔らかいなぁ、桃原の胸・・・・」
彼女の胸を鷲掴みにする。続いて3回ほど揉んでみるが、まったく抵抗が無い。
彼女の後ろに周り、今度は両手でひたすら揉んでみる。弾力のある胸が僕を次へ次へと進めようとする。
「・・・・・・大声・・・・・出し・・・ますよ。」
彼女の口から搾り出された擦れた声。構わずに服を脱がせ始める。
白のブラジャーが興奮へと誘う。
「・・・・もう駄目ですよ、大声出しますからね。」
さっきの声とは打って変わって、口調から覚悟が伺える。そろそろか・・・・
「そう、でもたぶんあんまり意味が無いと思うよ。」
ポケットから時計を取り出す。
「もうなに言っても許しませ・・・・・・」
「それじゃ、また後でね。」
時計のボタンを押す。これから30秒、俺の支配の時間が始まる。